【生物の体の共通点と相違点10】動物の体の共通点と相違点(3) セキツイ動物の分類

前回見てきたように、セキツイ動物を2つに分けるもっともらしい分け方は何通りかあります。
いくつもの分け方があるならば、どう分類していけばよいのでしょうか。

前回からの課題:セキツイ動物の仲間はどのような特徴からどのように分類できるだろうか。


「呼吸の方法」や、「環境が変化したときの体温の変化」、そして「子の生み方」を組み合わせて、セキツイ動物全体を、5つのグループに分けることができます。一つづつ見ていきましょう。

魚類
魚類というくらいですから魚の仲間です。なので大体はわかるかと思います。
フナとかコイとか
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ナマズとか
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変わったところではタツノオトシゴなんかも魚類です。
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あとクジラやイルカは海(水中)で生活するけれど魚(魚類)ではなく哺乳類というのは有名ですが、その流れでサメもたまに哺乳類と迷う人がたまにいます。でもサメは、れっきとした魚類です。卵産むし、エラあるし。
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魚類は①呼吸をエラで行う、②変温動物、③卵生という特徴があります。また、体の表面はうろこでできています。

両生類
両方で生きられる種類。 両性類と書かないように
両生類は3種類しかありません。
カエル
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イモリ
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サンショウウオ
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表面はしめった皮膚。①呼吸は子どもはエラ、成長したら肺でで行う、②変温動物、③卵生という特徴があります。

ハチュウ類
カメ ワニ 
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ヤモリ トカゲ
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①呼吸は一生肺でで行う、②変温動物、③卵生という特徴があります。体の表面はうろこでできています。

ここまでの3種類はいずれも②変温動物、③卵生で、違いは①呼吸の仕方でした。魚類は一生エラ、ハチュウ類は一生肺ですが、間の両生類は途中でエラから肺に切り替わります。こういう進化における過渡期の生物ということで、現在、両生類の仲間は3種類しかありません。

そして、ごっちゃになりやすいのがイモリとヤモリ。イモリは「井守」、井戸を守ります。井戸は水のあるところだから、水のある所に生活する両生類です。ヤモリは家を守る「家守」。家は陸上にありますから、陸地で生活するハチュウ類となります。
イモリ両生、ヤモリハチュウ→イリョウハヤ→医療、速っ!

鳥類
鳥の仲間。
ダチョウ
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ペンギン
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①呼吸は肺でで行う、②恒温動物、③卵生という特徴があります。体の表面は羽毛でできています。

ホニュウ類
獣、つまり「毛物」というくらいですから、表面は毛です。そして①呼吸は肺でで行う、②恒温動物、③胎生という特徴があります。
ホニュウ類の例としては 
コウモリ
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クジラ
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などがいます。
ところでヤマネコはネコだからホニュウ類ですが、
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ウミネコってどんな動物か知らないでネコと考えてホニュウ類とするとひどい目にあいます。
ウミネコとはこんな動物です。
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つまり、鳥類ですね。

5つのグループの特徴を表にまとめるとこのようになります。
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結論:セキツイ動物は、呼吸の仕方、体温、子の生み方などの特徴から魚類、両生類、ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類の5つに分けられる。

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