中学理科で解ける センター試験2020 生物・地学編

「基礎」を付さない「物理」「化学」「生物」「地学」はどうかというと、「物理」に1問、これはすでに「物理基礎」といっしょにアップしました。化学はゼロ、でも今年は生物に3問(9点分)あり、地学は5問(16点分)です。

生物
第5問 B 図1は,アカマツ・アジサイ,(c)ギンゴケ、ゼニゴケ,ハスおよびワラビの系統樹である。また、横軸には年代が示してあり、系統樹と照らし合わせるこ とで,それぞれの系統が分岐した年代を読み取ることができる。
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問4 図1の[ エ ]~[ カ ]に入る植物の組合せとして最も適当なものを, 次の①~⑥のうちから一つ選べ。
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問5 ある地層から化石を採集したところ、維管束はもつが根や葉をもたない植物の化石が多数得られたが,根や葉をもつ植物の化石は見られなかった。この化石を含む地層が形成された年代として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
① 4億年以前   ② 3億年前  ③ 1億年前  ④ 6500万年前

問6 下線部(c)に関連して、ギンゴケは干からびても. 吸水して生命活動を再開できる。ギンゴケの吸水速度を調べるため、実験1を行った。実験1の結果に関する下の文章の[ キ ]・[ ク ]に入る語と数値の組合せとして最も適当なものを,下の①~⑥のうちから一つ選べ。
実験1 湿度100%に保った密閉容器を用意し、濡らしたろ紙を敷いた。
 干からびたギンゴケを容器に入れ、ギンゴケの重量の変化を45分ごとに記録したところ、表2の結果が得られた。
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ギンゴケは[ キ ]から水分を吸収し、生命活動を再開する。処理時間 0分での含水率(全体の重量に占める水分の割合)が8%であり、含水率 が60%を超えれば生命活動が回復するとすれば,最も早くは、処理時問[ ク ]分の時点で、すでに生命活動が回復していたことになる。
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問4 アカマツ(裸子植物)、アジサイ(双子葉類)、ギンゴケ(コケ類)、ゼニゴケ(コケ類)、ハス(双子葉類)、ワラビ(シダ類)とそれぞれの分類から、ギンゴケ(コケ類)に近いのが同じコケ類のゼニゴケ、ワラビ(シダ類)の後に裸子植物のアカマツ、最後に双子葉類同士のハスとアジサイが分かれる。  正解 ③

問5 「維管束はもつが根や葉をもたない植物」というと、維管束を持たないコケ類と、維管束も根、葉をもつシダ類(ワラビ)の間ということになる・シダ類の枝分かれは4億年前だからそれ以前ということになる。 正解 ①

問6 コケは維管束がなく、全身から水を取り入れる。
処理時間0分の含水率が8%ということは、水以外の成分の重量が92ということになる。生命活動が回復するのは「含水率が60%を超える」ということなので、水以外の成分(相対値92)が40%未満になればよい。92÷0.4=230だから、90分の235で,既に回復していたことになる。 正解 ②  

地学
第2問 B  次の図3は,ある地域の地形と地層の分布を示したものである。この地域で地質調査を行ったところ、地点A~Cで新たな露頭をみつけることができた。これらのうち地点Aではチャート層と泥岩層の境界地点Bでは(b)凝灰岩層と砂岩層の境界がそれぞれ観察された。この地域の地層の走向は東西で,傾斜は北に45°である。ただし,この地域では断層,摺曲、地層の逆転はないものとし, 地層は全て整合に重なるものとする。
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問3 この地域の地層の重なり方として最も適当なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
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間4 前ページの図3の地点Cに露出する地層にフいて述ぺた文として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選ぺ。

①石灰質の殻や骨格を持つ生物遺骸からなる生物岩
②直観2mm以上の砕屑粒子(砕屑物)からなる砕屑岩
③直径1/16-2mmの砕屑粒子(砕屑物)からなる砕屑岩
④直径1/16mmより小さな砕屑粒子(砕屑物)からなる砕屑岩

問5 124ページの文章中の下線部(b)に関連して、凝灰岩について述べた次の文 a~cの正誤の組合せとして最も適当なものを、下の①~⑧のうちから一つ選べ。
a 鍵層として地層の対比に用いられる。
b 火山灰が固結してできた岩石で火成岩に分類される。
c 噴火した火山のマグマの性質や噴火様式を知る手がかりとなる。
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問3 西側の頂上140mに礫岩がある。130mには北側に礫岩、南側に石灰岩。つまり同じ高さなら南側の方が低く、礫岩の下は石灰岩となる。120mのところでは砂岩の下に凝灰岩。100mで凝灰岩の下に泥岩。東側の110mのA点では、泥岩の下にチャート。
よって上から礫岩、石灰岩、砂岩、凝灰岩、泥岩、チャート。  正解 ②
問4 走向が東西なので、西側の130mでCと同じ緯度のところを見るとれき岩だから、Cもれき岩と考えられる。 正解 ② これ中学生には難しいか。
問5 a 特定の火山の特定の噴火を示すものなので、離れた場所同士の比較の鍵の地層、鍵層となる。正
b 火山灰が堆積することから、堆積岩に分類される。 誤
c 火山灰に含まれる鉱物などからマグマの性質や噴火様式を知る手がかりとなる。 正    正解 ③

地学
第3問
問3 日本列島に接近する台風に関して述べた文として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
① 北上して中緯度に達すると貿易風に乗って北東に移動することが多 い。
② 日本列島が勢力の強い太平洋高気圧におおわれていると日本列島には上陸しにくい。
③ 上陸すると水蒸気の供給が絶たれて台風の目が発生することが多い。
④ 北日本まで北上すると、オホーツク海上の冷涼な空気を北日本にもたらして冷害を引き起こすことが多い。


①中緯度ならば貿易風ではなく偏西風。②ごもっとも。③台風の目は上陸前からできてるよね。④それ、オホーツク海高気圧の話(やませ)では? 正解 ②

地学
第6問
問2 次の図1は. 太陽系の惑星の特徴を地球の値を1 としたときの相対値で表したグラフである。横軸と縦軸はそれぞれ何を表しているか。その組合せとして最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
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横軸の数字が地球とほぼ等しいのは、金星の半径(地球の0.95倍)と考えられる。公転周期だと大きく差がある。
縦軸:平均密度は地球型惑星の方が大きい、自転周期なら木星型惑星の方が大きい。  正解 ①

以上で「中学理科で解ける センター試験2020」は終わりです。
来年は「中学理科で解ける 共通テスト2021」でお会いしましょう。
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