【天体の動きと地球の自転・公転08】年周運動と公転(1) 公転

七夕の織姫、彦星で有名なこと座のベガ、わし座のアルタイル、そしてはくちょう座のデネブでつくる三角形は、夏の大三角(大三角形)といわれます。また、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、そしてオリオン座のベテルギウスでつくる三角形は、冬の大三角(大三角形)といわれます。

きれいな夜空の写真やコンピュータシミュレーションの画像が使えればよいのですが、星座早見で許してください…。

左は7月7日20時  右は2月1日20時
3394-2.jpg 3394-3.jpg

こと座やわし座、はくちょう座は冬には見られませんし、おおいぬ座、こいぬ座、オリオン座は夏には見られません。北の空は別にして、ほとんどの星座は1年じゅういつでも見られるというものではなく、見られる季節が決まっているのです。

これは、自転とは関係ありません。だって、自転は1日1周の運動だから、それが原因なら1日周期で起こる現象です。でも「季節によって見える星座が違う」というのは1年周期の現象。ということは…


そう、年周運動と公転の話題です。

地球は、西から東へ1日1周の速さで自転している、というのはさんざんやりましたが、それとは別に、太陽の周りを1年に1回の速さで公転しています。

次はよく見かける地球の公転の図です。
3394-4.png

公転の向きもやはり北極側から見て反時計回りというところもチェックしたいのですが、そのほかに注目したいのは4つの地球の地軸が傾いている点。
そういえば地球儀も傾いていますね。
3387-1.jpg

これは、地球の地軸が、公転面(地球が太陽の周りをまわる公転の軌道がつくる面)に対し、垂直になっていないことを示しているのです。次の図をご覧ください。フルカラーよりも普通にモノクロの方がわかりやすい気がしてならないのですが、
地軸は公転面に対し66.6度傾いています。
たまに理科の教材でありながら、ここの数字を66.6度ではなく23.4度と書いてあるものを特にネットでみかけますが、それはうっかりミスですので気を付けましょう。
23.4度は、地軸の公転面に垂直な線(図中の緑色の線)に対する角度です。
「公転面に垂直な線」とか言いにくいし、66.6という数字よりは、あとで出てきますが23.4という数字の方が登場頻度が高いので「地軸は公転面に対し23.4度傾いている」という誤った記述をしてしまう気持ちはわかりますが、23.4度と66.6度では見た目でも結構大きな違いですから、間違えないように気をつけてください。
3394-1.jpg

66.6はゾロ目、23.4は連番で覚えやすい数字です。足して90度(直角)になるのも当たり前ですが、確かめておきましょう。
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