これで、理科の『学び合い』は成功する!

子どもを理科好きにする科学偉人伝60話」「授業をぐ~んと面白くする中学理科ミニネタ&コツ101」など、教育書で定評のある学事出版からの小学校理科の本です。

水落 芳明, 阿部 隆幸 これで、理科の『学び合い』は成功する! 学事出版 2018
3319-1.jpg

『学び合い』をテーマにしたシリーズで、特に今回は新学習指導要領に対応しながら、理科の他、国語・算数・社会も同時に刊行され、「目標と学習と評価の一体化」をデザインするAL(アクティブ・ラーニング)デザインシートを提案しています。

で、対談とかで理論的な話や意図を読むのももちろん悪くはないのですが、やっぱりそれでどんな授業をしているのかな、というところが気になるところです。

中学理科教師の私の目から見て面白いと思ったのが、

「形が変わると重さはどうなる?」という授業。定番の粘土ではなく、日常であるあるなアルミ缶を使って、つぶすときとつぶさない時でどちらが重いかを考えたりしています。さらに、縦につぶすときと横につぶすときでは違う、みたいな発想もあり、それを先生が丁寧に拾っているところも優しい世界です。中学だったら、それこそ「つぶされる」(笑)

それから、「4年の学習と6年の学習はどこが違うの?」月のみえかたのところです。ここで注目すべきことは、授業そのものには出てこないのですが、そのねらいに「俳句」が一枚かんでいる点です。中学理科だと『菜の花や 月は東に 日は西に』に出てくる『月』はどんな月かという問いがたまによくありますが、中3の「地球と宇宙」の単元で身に付けた知識・技能を活用すれば十分解答できるレベルなのです。
で、特に「見上げた夜空にある月が今後どのような月に変化していくのかを理解したことで、百人一首、短歌といった日本古来の文芸に親しむことができ、豊かな人生を送ることができる」というところは、今度、天体の授業であることをしようと思っている私にとって、同じことを考えている人もいるんだなと驚いた次第です。

ということで新鮮な学びのあった一冊でした。
関連記事

コメント

Secret

月別・カテゴリー別はこちら

ご来場者数
スポンサードリンク
リンク
キーワードでお探しします
お手紙、待ってます(はぁと)!

名前:
メール:
件名:
本文:



この人とブロともになる

QRコード
人気ブログランキングへ
明日天気にな~れ!

-天気予報コム- -FC2-
今夜の月はどんな月?
CURRENT MOON
RSSリンクの表示