【水溶液とイオン13】 中和と塩(1) まずは実験!

pHは7だと中性、7より小さいと酸性、大きいとアルカリ性でしたね。とすると、酸性とアルカリ性ってちょうど反対の性質のようです。

んだったら、酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜてみたらどうなるのでしょうか。

課題:酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜると、その性質はどうなるだろうか。



[構想]
ちょっと大きな課題です。とりあえず「酸性の水溶液」と「アルカリ性の水溶液」を具体的に「うすい塩酸」と「うすい水酸化ナトリウム水溶液」としてまぜるとどうなるのかを見てみましょう。
どうでもいいことですが、「水酸化ナトリウム」はいちいち言ったり書いたりするにはちょっと長いですが、だからといって「水ナト」と略すと通っぽく背伸びしている感あふれて微笑ましいので使用する際には気をつけましょう。水戸ナットウと間違えられることはたぶんないでしょうが。

[実験]
2%塩酸を10mLビーカーに入れ、BTB液をたらします。
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ここに、やはり2%の水酸化ナトリウム水溶液を2mLずつ入れていきます。
4回目(8mL)、5回目(10mL)あたりは黄色の中に部分的に青が残ったりしますが、振ると黄色が勝ち残ります。
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6回、12mLも入れると青くなってしまいました。
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そこで、再び2%塩酸を1滴ずつ入れていくと、緑色、中性になりそうです。
最後の最後はほんの1滴で青から黄色へ変わっていったり、一瞬黄色になったなと思ったら、振ってみたら青に戻ったりと、土器にドキドキ、古墳にコーフンです。
そしてついに緑色に!
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緑色ができたら、これをスライドガラスに1滴取り、蒸発乾固します。
自然乾燥がベストですが、時間がないので加熱するときは、最後の仕上げだけでも自然乾燥(もしくは余熱)で行きましょう。

で、それを顕微鏡で見るよ。
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きれいだけれども、じつはコレジャナイ。
この細長い結晶は水酸化ナトリウム。BTBは緑色でもちょっとアルカリ性優勢だったようです。

緑色で中世になった液にさらに1~2滴塩酸を加えて黄色くしてからスライドガラスにとって自然乾燥するとこんなふうにきれいにいきます。肉眼でも塩化ナトリウムの結晶が見えます。
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四角い結晶を拡大しますね
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この結晶は、塩化ナトリウムです。
実際に、塩化ナトリウムを水に溶かし、また蒸発乾固して得られた結晶と比べてみましょう。
きれいなんで、同じような画像ですがたくさんはっています。
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ちなみに、水酸化ナトリウムの結晶はこちら。さっきの細がない結晶とはちょっと違いますが、おそらくは水溶液の濃度の違いかと。
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ということで、酸性のうすい塩酸とアルカリ性のうすい水酸化ナトリウム水溶液をまぜて、中性になった液を蒸発乾固させると塩化ナトリウムの結晶が生じましたよ。
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