【化学変化と電池10】化学変化と電池(6終) いろいろな電池

にもやりましたが、化学電池は化学変化によって電流を取り出すことのできる装置です。

ふだん「電池」と呼ばれるもののほとんどがこの化学電池に含まれます。

ほとんど、という言い方をしたということは、化学電池じゃない電池もあるの?と気が付いた人は鋭い。
光電池(太陽電池)ですよ。あれは光のエネルギーを電気エネルギーに直接変えているので、化学エネルギー関係ないのですね。

それはさておき、「化学変化と電池」の最後に、日常生活や社会で利用さ れている代表的な電池について、触れておきましょう。


一次電池
他の電源によって充電できるようには設計していない電池を一次電池といいます。
エネルギーの変換で見ると、化学エネルギーから電気エネルギーへの一方通行です。

一次電池の例としてはマンガン乾電池アルカリマンガン乾電池
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*「アルカリ乾電池」ともいわれるがJISでは「アルカリマンガン乾電池」と呼ばれているので、こちらが正式名称といっていいでしょう。

リチウム電池
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酸化銀電池などがあります。



二次電池(蓄電池)
一次電池、充電をして何度も繰り返し使える電池が二次電池(蓄電池)です。
充電は電気エネルギーを化学エネルギーに変えています。
つまり二次電池では化学エネルギーと電気エネルギーの間を二方向リバーシブルに行き来できます。

自動車のバッテリーとして広く利用されている鉛蓄電池

ノートパソコンやデジタルカメラなどに使われているリチウムイオン電池
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ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池のようなアルカリ蓄電池もこの仲間です。


燃料電池

水の電気分解は、水に電気のエネルギーを加えることで、水素と酸素に分解する化学変化でした。
2H2O + 電気エネルギー → 2H2 +O2

これと逆の化学変化を起こせば、化学変化で電気エネルギーを取り出す、化学電池になります。
2H2 +O2 → 2H2O + 電気エネルギー

これが燃料電池です。

「燃料」としては水素やメタン、メタノールなどが使われています。
特に水素を燃料とした場合、できるのは水だけで、ガソリンやメタンなどとちがって二酸化炭素が発生しないのがポイント。
二酸化炭素が発生しない→温暖化にならない→江古田! というわけです。
とりあえず燃料の水素を作るのに二酸化炭素が発生するだとか、水蒸気だって温室効果があるじゃないかとかいう突っ込みは見ないことにします。
コストの問題はあるものの、燃料電池自動車もぼちぼち出てきており、ガソリンスタンドならぬ水素ステーションもあります。

このように、 日常生活や社会では,乾電池,鉛蓄電池,燃料電池など,様々な電池が使われているのです。
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