【水溶液とイオン01】原子の成り立ちとイオン (1) 疑問

世の中には2種類の物質がある。電流が流れる物質と流れない物質だ。(映画のオープニング調に)
金属なんかは電流が流れる物質だ。一方、ガラスやゴムは流れない。

では、これらの物質はどうだろうか。

岩塩
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そして精製水。
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そう、どちらも豆電球はつかず、電流は流れない。
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そうしたら、食塩(岩塩)を水に溶かした食塩水はどうなるだろうか。
できればここまでの結果をふまえつつ、事前に予想してほしい。





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豆電球がついた。電流が流れたわけだ。

・・・何かおかしな点に気づかないだろうか。
実験結果や実験のやり方には誤りはない。
しかし、「食塩には電流が流れない」「水にも電流が流れない」「食塩水には電流が流れる」この3つの事実を並べると…おわかりいただけただろうか。


あくまでもこの結果は間違いではありません。むしろそうならなかった方が実験としては失敗です。ところがそうであるからこそ、すでにこの先の学習内容もしっかり理解している人にとっては、この実験結果に隠されている妙な点にかえって気がつきにくいのです。下手をすると教えている先生までが、当たり前の実験結果だと思って気がついていないこともあるようです。

でも、頭をフル回転させながら授業を受けている素直な初学者は「それおかしくない?なんで?」とおかしい点に気づくのです。

そういう感覚は大事で、できる人ほど(まして教える側は)失ってほしくない感覚です。


食塩にも精製水にも電流が流れないなら、それらを混ぜたところで電流が流れる要素はないはずだろ?なのにどうして食塩水に電流が流れるんだよ?

「化学変化とイオン」の最初のヤマは、この大きな課題を解決するために、小さな課題を解決しながら、核心に迫っていく構成となっているのである。つづく。
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