企画展「馬と獣医学」 東京農工大学科学博物館 (後編)

馬の心臓模型。人と同じ哺乳類ですから2心房2心室なのはいいとして、ウマの心臓はヒトのそれよりも大きいです。
心臓の重さが体重の何パーセントかをあらわす心臓重量比(心臓重量÷体重×100)で比べると、ウマはヒトやウシよ りも大きく、ウマの品種間でもペルシュロンよ りサラブレッドの方が大きくなります。マラソ ン選手などにみられる大きな心臓は一般に スポーツ心臓といわれますが、そう考えるとサラブレッド の心臓はまさにスポーツ心臓ですね。

 それだけでなく、ウマの心臓循環系はきわめて優秀です。 安静時の心拍数は1分間に30~40拍ですが、一流の競走馬では25~30拍なんてことも。心臓から1回の拍出で駆出される血液量は、サラブレッドで安静時に0.8~0.9Lで、運動により約20~50%増加します。心臓か ら駆出される1分あたりの血液量は最大250~300Lとなります。

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頭部の骨は、上の頭蓋骨と下の下顎骨かあります。 頭蓋膏の前端には長い鼻契起かあ ります。 眼窩(がんか)と鼻突起の間にある開ロには鼻先に行く神経や血管が通ります。 下顎骨 と頭蓋骨は顎関節で関節しています。
歯は、草をかみ切る切歯(前歯)と食べ物をすりつぶす臼歯(奥歯)があります。
犬歯があるのはオスだけでメスにはありません。 (この標本では、上顎の切歯6本と臼歯1 本が欠落しています。
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骨格標本各種
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ウマの骨格全体を示す掛図
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ウマの臀部の筋肉分布を示す掛図
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南部産馬
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歯やすり
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神絵馬と板絵馬
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うまわらじと蹄鉄。うまわらじは蹄鉄が使用される前に馬の足を保護するために使われていました。蹄鉄は馬のひづめのそこに打ち付け、蹄の摩耗を防ぐための鉄の金具です。
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以上で企画展は終わりなのですが、他の展示。

ロボット「小太郎」
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これは…?
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シャルドンネ人絹
1884年フランスのシャノレドンネによって発明された世界最初の化学繊維です。絹を人工的に作りたいという人々の夢を叶え、人造絹糸(人絹) と 呼ばれましたが、 引火性があり危険なため、すぐに生産されなくなりました。
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巨晶花崗岩
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